ウィルコムが会社再建、ソフトバンク連結子会社に(ケータイWatch7/1)ウィルコムがソフトバンクの連結子会社になりました。
これまでも実質子会社でしたが、いちおう会社更生法で裁判所や管財人の監督下だったものが、
ウィルコムは完全にソフトバンクになってまうぞと、そういう話。
思い返せば2009年でしたか、現行PHSは赤字脱出したものの今後さらなる発展のために開発を目指していた次世代PHSへの投資が世界的な経済状況の悪化などにより難航、事業再生ADRで活路を見出そうとするも、どことは言わないがソフトバンクのアレやコレで頓挫、そこにシレっと現れてくれたソフトバンクがこう言った。
「へー、次世代PHSの資金繰りが大変なんだー、じゃあ次世代PHSちょうだい、そしたら現行PHSは子会社にしてあげるから」
なるほどなるほど、おいらが怪文書をバラまいたと言われているけど、そこはおおらかな心で許してあげるから、新しいケーキの権利をクレたら、今のお店は子会社にしてあげるよー、って話ね。それって支援って言わずにノットリ。
そして実質的にゴミに成り下がったAXGP、投げ捨てられたW-SIM、気がつくとソフトバンク3G絡ませて高い料金を徴収されるウィルコムスマホ、そして始まる巻き取り刈り取りMNPでさようなら。
NTTパーソナル(ドコモPHS)やアステル亡き後も独自路線で別の未来を目指して頑張ってきたウィルコム劇場、正式に終焉となりましたと。悲しいなぁ。
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