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大きな魚だけ捕っちゃ駄目 数世代後、繁殖力が低下(Web東奥1/28)

群れの中の大きな個体が捕獲される事で、数世代後にサイズが小さくなったり、生殖能力に影響が出るという実験結果があったそうな。
なかなか面白い実験結果であると思います。

生き物は個体ごとでもわずかに遺伝子の差異がある。
とするならば、個体を選択して掛けあわせていけば、遺伝子的に偏った個体が増えていく、ということになります。
熱帯魚などでも同じ様な現象は存在します。
人為的交配、がそれです。

例えばグッピー、より理想的な個体同士を掛け合わせ選別し代を重ねることで、外見上同じ様な特徴を持った個体に固定化していくことができます。
またクリスタルレッドシュリンプなどの小型シュリンプなどでも同じ様な事は行われており、結果高額なエビがオークションで落札される、という現象も発生しています。

それと同じことが大きい個体を捕獲し小さな個体を放流することで発生している可能性は十分にあります。
まぁ全てが全てそうとは限らないでしょうが、禁漁しても大きな個体数が回復しないケースなどでは原因の1つになっていたのでしょう。


またさらに見方を変えて考えれば、これは遺伝子の多様性が失われていることでもあります。
種における遺伝子の多様性は非常に重要です。
その遺伝子の差が個体の差であり、また免疫の差でもあり、様々な能力の差でもあるわけです。
そういう違いこそが重要であり、それがあるからこそ生命は今まで命を繋いできたわけです。

極端な例を言うならば…
ものすごい悪性の病気が流行った場合、
同じ様な遺伝子ばかりの種だとその種は全滅する可能性が高く、
様々な遺伝子がある種は免疫の違いによって一部は生き残る可能性が高い、
ということです。

そのように考える時、今の混血化の進んでいる人類は…
と思ってしまうのは私の考えすぎでしょうか…


いずれにしても今回の発見は、生物にとっても人間の営みの1つである漁業の為にも大事なことであることは間違いないでしょう。
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